バナナといえば、南国フルーツの代表選手ですね。
私はバナナが 大好きなんです!
ひとくちに『バナナ』といっても、
バリ島やインドネシアには 何百もの種類があるらしいですよ~。
たとえば。。。
『王様バナナ』という名の<ピサン ラジャ(Pisang Raja)>
『材木バナナ』と呼ばれている<ピサン カユ(Pisang Kayu)>
その形といい、クセになるお味といい、まるで女性の乳房のような
『おっぱいバナナ』は、<ピサン スス(Pisang Susu)>といいます。
ひと口サイズの ミニミニバナナは、なんと
『黄金バナナ』<ピサン マス(Pisang Mas)>と名づけられています。
『たね入りバナナ』<ピサン マス(Pisang Batu)>は、
正露丸をちょっと大きく茶色くしたような 固~い「たね」が
バナナの実の中に 通常3~7個 入っているんですよ。
<私のは、5個入りだわ。あなたは?>
<オレは、4個入りか。。。オレの負けだな。
わかったよ。今夜はたっぷり サービスしてやるから。。。>
な~んて発展に いたる場合も、
あるかもしれませんね。
その他、バナナの種類は まだまだ たくさんございますよ。
そんなバナナのなかでも、私の大のお気に入りは。。。
<ピサン アンボン(Pisang Ambon)>です。
熟しても皮はグリーンなので、『グリーンバナナ』って呼んじゃってます♪
『グリーンバナナ』は、甘さひかえめ&あと味さっぱり。
おまけに、太さ&長さ も私好み♪
今回は、『そんなバナナ!?の食べ方』をご紹介させていただきますね。
まずは 皮を剥きますが、
私といたしましては、『3皮剥き』が ベストかと思います。
グリーンの皮を剥いている間にも、
なかの白くて新鮮なバナナは なんて魅力的なんでしょう!
皮にくっついてくる「すじ」まで 上手く取り除くには、
なるべく ゆっくりと皮を剥くことです。
<あせっちゃダメよ。ゆっくりね。>
そしてついに、『ぱくっ』といくわけなのですが。。。
バリでは、『さっちゃんバナナ』をする人が 多いんですよ。
『さっちゃん』とは、あの童謡『さっちゃん』の『2番』です。
♪さっちゃんはね
♪バナナが大好き 本当だよ
♪だけど ちっちゃいから
♪バナナが 半分しか 食べられないの
♪かわいそうね さっちゃん
の『さっちゃん』です。
けっして ちっちゃくない 大の大人が、
なんと『さっちゃんバナナ』をするんですね。
しかも、大人の<男性>に 限られています。
なぜかと申しますと。。。
べつに 太さ&長さに コンプレックスを感じているわけでは、
ないと思うのです。
男性は 食事の際、デザートのことを考えずに
メイン料理をたっぷりと 召し上がる傾向があるようです。
ですが、バリ料理はスパイシーな食事で知られています。
ハーハーフーフーいいながら 食事を終えますが、
口の中は まだ燃えているのです。
そこで、『バナナ』の登場です!
『辛さ封じ』のお役目のためです。
ただ、男性は食後の『辛さ封じ』のために
バナナを1本までは 必要ないようなのですね。
半分で もう充分なのです。
それが『さっちゃんバナナ』です。
それに比べて、大人の女性というものは、
きちんと食事をとろうとも、デザートはデザートです。
食事が甘かろうが、辛かろうが、バナナ1本くらい
ぺロッと いけちゃうんですから。
しかも、1本では なんだか物足りないのよね~。。。
でも、あともう1本だと多すぎるし。。。
という時に!
さっと 男性が近づいてきて、
<オレさ、さっちゃんの気分なんだけど、手伝ってくれるかい?>
な~んてことも!
しかも、気になるあのヒトにいわれちゃったら。。。♪
もう、二人の距離は 大接近というわけなのです!
食後だけでなく、ちょっと小腹がすいちゃったな!
な~んてシーンは こちら。
<なんだか お口がさびしいわ。。。>
<なんだい、そんなに オレの唇が 忘れられないのかい?
ついさっきまで 味わっていたじゃないか。。。>
<やだ~ もう、キヨシったら! ちがうわよ~。
なんだか ちょっと さっちゃんの気分だな、と思って。。。>
<なんだ、そうか。じつは オレもだよ。
今ちょうど さっちゃんのこと、考えてたトコなんだ。。。>
という具合で、二人のお腹は満たされ、
また同時に 愛にも満たされる というわけなのですね。
1本のそんなバナナ。。。
二人の愛の絆は、ますます強く結ばれるようです。
ところで さっちゃん!
じゃなかった
ナオちゃん!
彼氏は お元気~??
エリコ