南国のお花、ハイビスカス。
ハイビスカスは、バリ島でもあちこちで 見かけるお花です。
ハイビスカスの花の蜜を吸っている ハミングバードを
一度だけ 見たことがあります。
真っ赤なお花の真ん中に
長いくちばしを突っ込んで、
ハチのように 小刻みに羽根をふるわせて
飛びながら 蜜を吸う ハミングバード。
もちろん、シャッターチャンスなんて、ありませんよ。
うっとり みとれちゃいました。
さて、ハイビスカスはバリ語で<プチュッ pucuk>といいます。
プチュップチュッって、
可愛いヒビキ ですよね?
インドネシア語だと、<クンバン スパトゥ kembang Sepatu>
その意味は。。。
『靴磨き花』
なんです。
は?
ですよね~。
ハイビスカスをしばらく 手でモミモミしてみてください。
ほらね、
なんだか 泡が立ってきましたよ!
コレなんですね。
『靴磨き花』
革靴をゴシゴシこすると、
おどろくほど、ピッカピカになるんです!
ちなみに、バリ島では『靴』をはいている人、
あまり見かけませんね。
『サンダル磨き』というテもありますが、
私のオススメは、なんといっても
『素足磨き』
でしょうね。
南国バリ島では、足のケアを怠りがち。
なぜなら、年中暑~いバリ島のこと、
ビーサン焼けは 当たり前!
また、雨が降っても 長靴は はかない、
時には裸足で、ちょこっとお外に出てしまうことも。
そんな時に、ハイビスカスでフットケア♪
なんて、気持ちいいですね。
ちなみに、ハイビスカス入りの<シャンプー>も
インドネシアでは、大人気なんです。
我が家はコレ一本で、4人使いです。
<ハイビスカスティー>だって、ありますよ。
私は ちょこっとシュガーを入れて、
アイスでいただくのが、大好きです。
もちろんホットでも、体がポカポカあたたまります。
コレステロール値を下げる とか何とか、
近所でも、練り歩きのおじさんが
村人たちに 売り歩いています。
ローズ色ってところも、また魅力ですよね。
いかがですか?
ハイビスカスって、奥が深~い 南国のお花だと、思いません?
あ~、思い出すわ。。。
恋人時代。。
一輪のハイビスカスを 私の黒髪に、
さっと刺してくれた 彼。
今頃、どうしているのかしら。。。
きっと、今頃
『素足磨き』やってるんでしょうね。。。
エリコ