早いもので、我が息子も幼稚園に通う年齢に。
有名どころの学校も気になるけど、うちの子は地元の学校で十分!なーんて思っていたところ、まさかの入学拒否!!
約1年前、入学直前で学校選びの路頭に迷った記録をここに記します。笑
インドネシアの新学期は4月ではなく7月。
そろそろ学校選びを始めてる人も多いのでは?
そんな方の参考になるように、
学校を選ぶポイント、実際見学していいなと思った点、気になる金額もまとめてみました!
ぜひぜひ参考にしてみてください!
ではでは、まずは学校の種類から。
バリ島の学校は主に現地校、インターナショナルの2種類。
▼現地校とは、いわゆる公立、私立って言われるやつですね。
学校教育の内容はインドネシアのカリキュラムを採用しています。生徒も現地の子がメイン。
▼インターナショナルスクールと言われる学校は、主に外国人を対象としていて、カリキュラム内容もインターナショナルカリキュラムや独自のカリキュラムを採用しています。授業も英語で行われます。
インドネシアの場合、公立学校は一般的にインドネシア国籍をもつ子供(片親がインドネシア人ならOK)だけで、外国人同士の子供は入学できない場合があります。(地域によっては入学できる場所もあるとか?)
それと、インドネシア内の呼び名ですが、
●保育園→プレイグループ/PAUD(パウド)/KB(カーベー)
●幼稚園→キンダーガーテン/TK(テーカー)
●小学校→SD(エスデー)
●中学校→SMP(エスエムペ―)
●高校 →SMA(エスエムアー)
保育園のくくりがちょっとあいまいではあるのですが、一般的にはこんな感じで呼ばれています。
それでは、ここからは私が実際に見学に行った学校を紹介します。
1.『スタダルマ(SUTA DHARMA)』
Jl.Jero Gadung,Kutut kelod,UBUD
比較的ウブド中心地に違い学校。保育園から小学校まで。
オランダ人が創立した学校で、シュタイナー教育をベースにしています。
以前は外国人の子はみんなスタダルマ!という感じでしたが、選択肢が増えた現在は、あまり聞かなくなってきましたね。
日本人の子も数人通っているようですが、ローカル学校に近い感じかな?という印象。
ウブドセントラルに近いので立地が良いのが魅力。
幼稚園は月曜日~金曜日、8:00~12:00
年間費用 12,100,000Rp (2018年7月調べ)
スタダルマFacebookページ
2.『ファーストブリッジ モンテッソーリ(First Bridge Montesorri)』
Jl.Raya kedewatan,UBUD
ウブドの北、クデワタンにあります。ちょうどクプクプバロンの入り口にある、カラフルな建物が目印。
名前の通り、モンテッソーリ教育をベースにしています。保育園~幼稚園まで。
学年の区別はなく、小さい子は大きい子の真似をして、大きい子は小さい子の面倒を見てというように、自分のやりたいことをさせ、自立を促す教育。
この学校はシンガポールが発祥で、バリの他にブータンにもあるみたい。
英語が共通語で、外国人の子供も多く通っています。
かなり魅力的なカリキュラム。
こだわりの教育方針の割には、それほど学費は高くないのでは?という印象。
かなり北にあるので、ちょっと場所が遠いかな?
幼稚園(年少~年中)の場合、月曜日~金曜日
ハーフディ(3時間)とフルディ(6時間)が選べる。
●半日コース午前(8:30~11:30)または午後(11:30~14:30)
年間費用 17,000,000Rp (2018年7月調べ)
●1日コース(8:30~14:30)
年間費用 23,000,000Rp (2018年7月調べ)
トライアル2回あり。
ファーストブリッジ ホームページ
3.『サリン ラレ(Sarin Rare)』
Jl. Raya Mas No.52, MAS
ウブドの南側、マス村にある学校。マスの市場よりも南なので、ウブドから行くと結構下ることになります。
木彫り屋さんが経営している?学校で、かなーり敷地が広い。遊具もたくさんあります。
保育園~小学校まで。
この学校のウリはやっぱりプール。プールを持っている学校はそれほど多くないのですが、
ここはさらに、ウォーターボムがある!
子供にとってはかなり魅力的に感じるようです。
学校の授業で使うほか、一般にも開放されています。
この学校もローカル学校に近い感じで、学費もリーズナブル。
ただ、ウブドからは距離があるので、わざわざここまで通うのはどうかなー?と思ってしまいました。
マス村近郊に住んでいるのなら検討してもいいかなという感じ。
幼稚園の場合、月曜日~金曜日、8:00~12:00
年間費用 7,125,000Rp (2018年7月調べ)
サリンラレFacebookページ
4.『バリハティ(Bali Hati)』
Jl. A.A. Gede Rai No.88, Lodtunduh
ウブドから南下したロットゥンドゥにある学校。保育園~高校まで。
最近人気が高く、ローカルの間ではバリハティに我が子を通わせるのが一種のステータスになってるような。
ウブドの私立学校は小学生までが一般的ですが、ここはなんと高校まで!(今年から高校部ができた??)
エスカレーター式で保育園から高校まで行けちゃうんですね。
これはかなり魅力なポイントかも?
みんなが入れたがる理由はここにあるのか?
外国人やハーフも多い印象。
大きなスイミングプールもあり。
そのほかに、スクールバスの送迎や、迎えに行けない場合などアフタースクールもあり。(別途追加料金)
忙しい親には嬉しいですね。
幼稚園の場合、月曜日~金曜日、8:00~12:00
年間費用 14,900,000Rp (2018年7月調べ)
トライアル2回あり
バリハティFacebookページ
5.『トゥンジュンサリ(Tunjung Sari)』
Jl. Pura Bukit Br. Tegal Bingin, MAS
2018年から始まった新しい学校。まだあまり知られていないのか、生徒数も少なめ。
場所はマス村の大きなお寺からそれほど遠くない場所にあります。
保育園から小学校1年生まで。認可の問題なのか?1年生までってすごく中途半端(笑)
バイリンガル教育を目指していて、70%は英語、30%はインドネシア語だそう。
先生の教育にも力を入れているのかなー?なんて印象です。
オヤツにはヘルシーミールが選択でき、ベジタリアンも目指しているのか?
インターナショナルスクールにがんばって近づけてるという感じですね。
幼稚園の場合、月曜日~金曜日、8:00~12:00
年間費用 9,590,000Rp (2018年7月調べ)
トゥンジュンサリFacebookページ
6.『ハーモニースクール(Harmony school)』
Jl. Pura Bukit, Br.Batanancak, MAS
上記で紹介したトゥンジュンサリスクールの斜め前にある学校。
唯一見学に行ったインターナショナルスクール。笑
はなからインターナショナルスクールには興味がなかったのですが(高いから)、なんだかステキそうなので話だけと思って見学に行ってきました。
幼稚園のみ(3~6歳まで)
とてもユニークなカリキュラムで、まず学校に行ったら動物の世話やオーガニック野菜の水やりから始まります。
ニワトリやヤギ、馬もいて、なんと乗馬も出来るんだとか。
今後はヤギに子供を産ませて、ヤギのミルクでチーズを作る予定だそうです。
授業は英語ですが、インドネシア語の勉強もあるんですって。なんか珍しい気もする?
さすがインターナショナルスクール、ほとんどが外国人です。
他の私立学校に比べるとやっぱり費用が高いですが、他のインターの学校に比べたら格安じゃない!?
幼稚園のみ月曜日~金曜日、8:30~14:30
年間費用 39,000,000Rp (2018年7月調べ)
ハーモニースクール ホームページ
以上、実際に見学に行って調査した結果です。(実は公立校も回ったのでもっとありますが、今回は省略という事で。。。)
で、実際にどこに決めたの?という事ですが、
最終的には『バリハティ』にしました。
その理由は、金額と、まあまあしっかりしてる学校かな?と思った事。高校まであるし。
でもまだ迷ってたんですね。
トゥンジュンサリも捨てがたい!金額はまぁ安いし、校舎もピカピカだし、先生も悪くなさそう。
でも、最後に決めるきっかけとなったのは友達の言葉。
子供をバリハティの小学校に入れさせるため、登録しようとしたらなんと欠員待ち!
1学年1クラスしかないので、入るのがものすごく大変なんですって。それは知らなかった!
小学校もバリハティに行かすかはまだ未定だけど、選択肢は多くあった方がいいなと。
幼稚園から入っていれば、希望すれば小学校にそのまま上がれるはずだし。
それも小学校までは学校の選択肢が沢山あるのに、中学に行くとガクンと減る。ウブドには外国人が通えるような学校が少ない。
だからみんなサヌールとかデンパサールの学校に通ってるってわけ。
高校まで完備しているバリハティって現時点ではとても貴重な存在なのです。
じゃあ、バリハティしかないよねーっていう(笑)
先を見越した選択となりました。
全ての学校ではないですが、トライアルで2日ほど授業に参加することが出来ます。
子供に合う合わないもあるので、とりあえずトライアルに参加してみるというのも手かと思います。
ところで、冒頭に公立学校に入学拒否されたと書きましたが、普通そんなことって起きないものです。
表向きではまだ小さいから幼稚園ではなく保育園を探してくれと言われたのですが、風の噂によると、先生のスマホを落として壊してしまったとか Σ( ̄ロ ̄lll)
バリハティに受け入れてもらってよかったわー(涙)
NANA